長女がヤマハ音楽教室に通い始めたのは年少の春。
年少時は「おんがくなかよしコース」、
年中からは二年間プログラムの「幼児科」一年目を受講中です。
年少 おんがくなかよしコースってどんな感じ?
音楽を聴いて、イメージを広げるレッスン♪
おんがくなかよしコースは、”音楽的感性”を育てる取り組みをしています。
”音楽的感性”というとわかりづらいのですが、
要は、音楽を聴いて「どんな感じがする?」という感覚を磨いていきます。
曲を聴いて楽しい・うれしい・悲しい・怖い・強弱・早い遅いなどを感じる取り組みをたくさんしました。
具体的には、
- テキストの絵を見ながら、音楽(ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団)を聞き、曲のイメージを膨らませる
- 親子で曲に合わせて遊びながら踊ったりジャンプする、体を使ったリトミック要素のある取り組み
- 先生のピアノに合わせてみんなで歌う(※音階ではまだ歌わない)
- 曲に合わせてエレクトーンを打楽器のように使って、リズム感を養う
などなどです。
親子グループレッスンで、お教室には一人一台エレクトーンがありますが、
ドレミで弾くことはまだしません。
手のひらや、握りこぶしでリズムに合わせて叩くということだけをしていました。
”音楽的感性”が本当に身についた…?
おんがくなかよしコースを受講し、長女も少し音感というものがついたかどうか?ですが、
ドレミがわかっているわけでも、楽器が弾けるわけでもないので、判断がつかず正直半信半疑でした。
しかし、幼児科の先生から何度かリズム感が良いと褒められたりもしているので、効果はあったのかな?という感じです。
また、音楽を聴いた時に、「これは怖い感じだね」や「かわいい感じ」ということを言い出すことがあるので、しっかりヤマハっ子に成長しているようです。
おんがくなかよしコースの最後(3月末頃)には、ヤマハの発表会にでることも可能です。
(出場しない選択もできます)
年中 幼児科一年目、どのくらい成長した?
両手弾きも順調にできるようになってるよ♪
幼児科は親子グループレッスンの二年間プログラムで、
基本的に入会時は二年受講する前提になっています。
おんがくなかよしコースとは違い、幼児科は音階での歌唱や、エレクトーン演奏を習っていきます。
※教室で使用するのはエレクトーンですが、基本的にはピアノ鍵盤を前提として教えてくれます。
幼児科もおんがくなかよしコース同様に”音感教育”を大切にしています。
初めはピアノの”ド”の音の位置を覚えるこんな簡単なものから始まります。
全くピアノを触ってこなかった娘でも、
現在は和音を使った両手演奏をスムーズに弾いています。
上記のレッスンテキスト以外にも、補足的にホームワークやマグネットもあります。
ヤマハは音感を第一に考えるためか、譜読は積極的にやらず、
歌詞付きの歌を歌う→ドレミで歌う→ピアノで弾いてみるという3段階の構成になっています。
一番大切なのは練習習慣!
一番苦労するのは練習習慣をつけること…!
ピアノだけでなく、公文などの家庭での復習が必須の習い事は、親が初めにどれだけ練習習慣をつけられるかが、大事になってきます。
最初に習慣をつけてしまえば、めきめきと上達していくと思います。
公文の習慣づけで苦労した経験があったので、幼児科の体験に行き、長女が「やりたい」といった時にも
ぜっっったいに毎日練習しなきゃいけないけど、いいの?
と100回くらい確認しました…笑
そのかいあってか、1年間ほぼ毎日15分程度の練習を続けており、
クラスの進度にも後れをとることなく、順調に上達しています。
二年間通ってみて、ヤマハのメリット・デメリット
ヤマハの音感教育は、子供にとってはお稽古要素よりも遊び感覚が強いので、
長女はとても楽しく通っています。
グループレッスンの子供たちとも仲良くなり、少しづつお教室の連帯感が出てきています。
先生との相性も良く、優しく、時に厳しく指導していただいています。
私の感じたデメリットをあげるとすると、下記3点。
- 親子で通わなければならないため、兄弟が小さく動き回る&大きな声をだす年齢の時には一緒にレッスンを受けるのが大変。
- グループレッスンのため、まわりの進度にあわせる必要がある。早めに習得している子の場合は、実力よりも進度が遅くなりがちになってしまう。
- 音感を第一に考えるため、譜読の練習をあまりしていない。そのため、他のピアノ教室に移動した際などに、戸惑う可能性が高い。
1.2点目は、ヤマハの教育内容というよりはハード面のことになります。
小さい兄弟連れのレッスンは本当に大変です!
楽器があるので、おやつをあげることもできず、音の出るおもちゃや動画を見せるわけにもいきません。私もいつも四苦八苦。。
3点目は譜読の意識です。自宅でもマグネットなどを用いて、取り組ませていきたいと思います。