3歳4か月の次女(発達障害)が肘を捻挫し、治療中です。言葉で意思疎通の苦手な子供へのケガについて書いていきます。
次女が外出先で転倒
外出先でころんだ!
先週の土日、家族で外出していたところ、駅の構内で次女が転倒しました。
広いコンコースで、他に誰もいなかったため、次女と長女は楽しそうに小走りで追いかけっこしていました。
小雨の日だったこともあり、靴が濡れていて、すべったようです。
膝と肘をついて前側に倒れたので、頭を打つこともなく、特別心配はしていませんでした。
しかし、いつまでたっても泣き止まず、泣き方も切迫感に満ちています。
何かいつもと違うと感じました。
土日のケガであたふた
私はケガをしたことがほぼない
泣き叫んでいる次女をみて、すぐに地元の病院に受診予約することにきめました。
(外出先は自宅から車で20分程度の場所です)
余談ですが、第一子の長女は大人しい性格の女の子だったので、今までケガをしたことがほとんどありません。
そのため、子供がケガをした際に、どこの病院に連れて行ったら良いのか、経験や知識がほぼ無く、今回の次女のケガで軽くパニックになりました^^;
とりあえず大慌てでかかりつけの小児科2院に電話するも、土曜日の昼過ぎということもあり、数分前に受付終了していました。
次に、次女のカルテがある大学病院にも電話してみましたが、当日の外来の受付はいっぱいで、受付不可との返事。
結局、一般の整形外科の土曜診療をしているクリニックへ予約し、車で向かいました。
※結果、子供のケガは整形外科で正解でした。
整形外科でレントゲン①
初めての整形外科クリニック
整形外科に到着した頃には、次女も少し落ち着いて泣き止んでいました。
初めて受診したクリニックでしたが、新しく清潔感があり、割といいクリニックかな?と感じました。
しかし、いざ受診になり、医師に転倒の様子などを話したところ、
うーん?なんか今痛そうじゃないよね、治ったんじゃない?
とサラッと言われてしまいました。。
その上、どこが痛いか、どのくらい痛いのか、話せない次女に
痛い場所がわからなかったら、治療できないからねぇ。
と言う始末。
明らかに、私が心配しすぎている、といった雰囲気が出ていました。
→まぁ心配性と思われて全然いいんですが^^;
それでも、念のため両腕のレントゲンだけは撮ってください!とお願いし、しぶしぶ承諾してくれました。
レントゲン結果、異状なし
両腕のレントゲン撮影は、次女を指示通りに動かす&止めるのに一苦労でしたが、
私の膝の上で撮影可能だったので、検査台の下から補助しつつ、なんとか完了しました。
結果は、両腕の手首・肘とも異常なし。
ひとまず骨折の心配はなさそうなので、一安心し、塗り薬を処方されて家に戻りました。
右手・右腕を全く使わない
右腕がダラーンとしている!
その後、帰宅して自宅でお昼ご飯を食べていたところ、
両脚や左腕は全くいつもと変わらない動きなのに対し、
右手や右腕を全く使わずダラッと下げていて、触ると痛そうに泣くことに気が付きました。
そこで初めて、痛いのは右腕の肘~肩あたり?と判明しました。
もしかすると、先ほどのクリニックで撮影してもらわなかった右肩辺りに骨折があるかもしれない。
そう考えて、再度整形外科受診することにしました。
先ほど受診したクリニックは既に土曜の診療時間を過ぎていたため、別のクリニックに予約Tel。
今来院すればすぐに受診可能です、という返事だったので、2つ目のクリニックに走りました。
整形外科でレントゲン②
全く対応が違ったクリニック
到着した2つ目の整形外科は、古くからある老舗病院といった雰囲気。
名前が呼ばれ、今日のいきさつを話してみると、
具体的にどんな場所で転びました?公園?道?
先ほどのクリニックでは聞かれなかったような、転倒時の詳細な状況を聞いてくれました。
これは痛いかな?これはどう?
その後、右肘や肩を中心にあれこれ触診した上で、肩のレントゲンを撮ることとなりました。
(触診されながら、次女は泣き叫んでいました)
肩のレントゲンは、大人のレントゲンと同様に、立ったまま動かずにいなければならず、私が横にいて押さえておくわけにいきません。
ケガで不安感もある次女にとっては、難しい指示。しかし、
そのまま、ジッとだよ~
という私と医師の言葉に、次女はしっかりと従い、無事に撮影することができました。
(心の中で拍手喝采w)
結果的に、肩の骨折もなく、安心しました。
クリニックの医師は、幼児に多い鎖骨の骨折を疑っていたものの、画像を見る限り鎖骨も異常ないとのことでした。
翌日からは回復したけれど…
ケガ当日の夜は、寝返りするのが辛いようで泣いていた次女でしたが、
翌日は朝から機嫌がよく、少しずつ右手指が動くようになってきました。
動くようにはなったものの、その日は安静のため、なるべく身の回りの介助(食事や着替えなど)をして過ごしました。
内出血・腫れがひどい!
翌日になると右肘~二の腕が大きく腫れ&内出血がひどくなりました。。
しかしこれによって、患部がやっと確定できました。
かなり腫れがひどいので、念のためクリニックを再診。
「右肘の捻挫」との診断になり、塗り薬と湿布で対応して一週間程度様子見することとなりました。
現在は?
少しずつ腫れが引いてきた
腫れと内出血の割には本人は痛くない様子で、食事や遊びにも右腕右手は使っており、療育園にも通常通り通っています。
療育園の先生には看護師の方が数名おり、次女のケガに関しても、手厚く補助しながら運動&リズム遊びなどしてくれている様です。
本当にありがたく、涙が出そうです。。
まだ少し、右手をかばっている様子もあるので、あと2.3日経っても腫れが引かない場合は、再度クリニックを受診する予定です。
ケガをして良かったこと!
イタイ!という言葉と感覚がつながった
今回のケガの功名と言えるかもしれませんが、次女の中で「イタイ!」という言葉と感覚が、しっかりつながったようです。
今までは、イタイ!と言葉で発することはなく、急に泣き出すことしかできませんでしたが、
ケガの後は、痛いところを触られて「イタイ~~!」と言うようになりました。
これは、次女にとってはものすごい進歩です。
親や先生に言葉で助けを求めることができる、第一歩。
「嬉しい気持ち・楽しい気持ち」と同様に、
もしかするとそれ以上に、
「痛い・辛い気持ち」が言葉で伝えられない不安感は本人も親も大きいです。
どこが痛い?どのくらい痛い?など、今後も問いかけていってみたいと思います^^