【どう伝える?】子供の年齢別 死の理解度

日常のこと
Bessi (CC0), Pixabay
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曾祖母のお葬式

はは
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ひいおばあちゃんが亡くなりました。

先日、子供たちの曾祖母(私の祖母)が亡くなりました。93歳でした。

 

老衰で亡くなるまで、頭も体も本当に元気なおばあちゃんでした。

 

長女が生まれてから2歳頃までの間は、祖母も近くで生活していたため、”遊びに行くと遊んでくれるひいおばあちゃん”として、長女もなついていました。

 

祖母も、90近く歳の離れた初ひ孫を、それはそれはかわいがってくれていました。

 

祖母の死に接し、子供に対しての死の伝え方について、少し調べてみました。

 

発達段階による死の捉えかた

はは
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年齢による変化

がん情報サイトの研究結果によると、発達段階による死の理解は下記です。

がん情報サイトから引用させて頂きました。

年齢 死の理解 悲嘆の表現
乳児期~2歳児 まだ死を理解できない。
母親との分離により変化が生じる。
  • 寡黙、不機嫌、不活発、不眠、体重減少。
2~6歳 死は眠りのようなもの。
  • たくさんの質問をする(どうやってトイレに行くの?どうやって食事するの?)
  • 摂食、睡眠、排尿・排便の問題。
  • 捨てられることへの恐怖。
  • かんしゃく
死者は何らかの方法で生きて活動し続けている。
死は終わりではない。
死者は生き返ることができる。
  • 「呪術的思考」(僕が死ねって思ったから?言ったから?大嫌いだ、死ねばいいのにって言ったから?)
6~9歳 死を人格または魂の離脱と考える(がいこつ、お化け、子取り鬼)。
  • 死への好奇心。
  • 特定の質問をする。
  • 学校を恐れることがある。
死は終わりであり、怖いもの。
  • 攻撃的な行動を取ることがある(特に男児)。
  • 病気を想像して心配になる。
死は他人には訪れるが、自分には訪れない。
  • 見捨てられた気持ちになることがある。
9歳以上 人は皆いつか死ぬ。
  • 感情の高ぶり、自責感、怒り、羞恥心。
  • 自分の死についての不安が増大する。
  • 気分の変動。
死は終わりである。
  • 拒絶されることを恐れ、友達と違うことを嫌がる。
自分もいつか死ぬ。
  • 食習慣の変化。
  • 睡眠の問題。
  • 退行行動(屋外活動への興味の喪失)。
  • 衝動的行動。
  • 生きていることへの罪悪感(特に兄弟姉妹や友人の死について)。

 

発達段階によって言葉を選ぶ必要はあるものの、

 

「お星さまになった」「眠っている」「いつかまた会える」などの言葉でごまかさず、正確な言葉で誠実に話した上で

 

お葬式やお通夜などにも参加させることで、死をタブー視しないことが大切といったことも書かれていました。

 

ちょうじょ
ちょうじょ

ママが死ぬのが怖い

長女は5歳前後から、寝る前などに「ママは死なないよね?」など、死を意識した質問をしばしばすることがあります。

 

親が死ぬことや年寄りになることに、とても恐怖心があるので、心配もしていましたが、6-9歳の子供の特徴のようです。

 

長女の心境の変化

今回の”ひいおばあちゃんの死”に関する長女の発言からも、心境の変化が見られました。

 

・亡くなる数時間前に、面会する直前

ちょうじょ
ちょうじょ

(死んじゃいそうな)ひいおばあちゃんに会うの怖い…

 

・苦しそうに寝ている祖母との面会中

ちょうじょ
ちょうじょ

(ジッと様子を見ながら)しんどそうだから、そっとしてあげよう…まだ生きてるんだよね。すごいよね。

 

面会後

ちょうじょ
ちょうじょ

怖かったけど、大丈夫だった

 

その数時間後、亡くなったという電話を受けた時

ちょうじょ
ちょうじょ

え…!?天国いったの…?!

 

通夜で亡くなった姿を初めて見る時

ちょうじょ
ちょうじょ

見るの怖かったけど、眠ってるみたいで全然怖くなかったよ

 

・火葬場の説明をしていて、私が遺体を”焼く”と言っていいのか迷って言いよどんでいた時

ちょうじょ
ちょうじょ

ひいおばあちゃん…焼くんだよね…?どうやって?

骨になるのは怖い…見たくない…

 

火葬場で実際に収骨した時

ちょうじょ
ちょうじょ

 

お葬式翌日の夜に話していた時

ちょうじょ
ちょうじょ

ひいおばあちゃん、今も上から見ててくれているかもね…そうだとうれしいよね

 

最期の生きている姿、通夜、葬式、火葬、収骨などを経験したことで、6歳なりにひいおばあちゃんの死を受け止めているようでした。

 

身をもって、大切なひ孫に死を教えてくれた祖母。感謝の気持ちしかありません。

 

死にまつわる絵本も、これから読んでいけたらと思っています。

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