ピアノで初めての悔し涙
発表会直前のレッスンで
発表会を1か月後に控えたレッスン後、お迎えに行くと、長女が目を真っ赤にしてでてきて、私を見るやいなや大泣きし始めました。
雨の中、帰り道も歩きながらワンワン泣いていました。(長女は幼児期でも家の外で取り乱して大泣きすることはほとんどなかったので、驚きました。)
家に帰り、落ち着いてから理由を聞いてみても、
話したくない…
の一辺倒。
気持ちのモヤモヤが爆発
その日の夜、RISU算数のシステムエラーで間違って採点されてしまったことが発端で、また大暴れして泣いた長女。
ピアノの一件もあって、気持ち的にモヤモヤが溜まっているんだろうな。と思い、そのエネルギーを発散させる意味で、無理に泣き止まそうとせず、見守っておきました。
さんざん泣いてスッキリした後は、落ち着きを取り戻し、RISUの課題部分をこなし、寝る前にはベッドで、
ピアノの先生に怒られた。くやしい。。
と話してくれました。ピアノの先生に『やるべきことをやっていない』と叱られて、悔しくて泣いたようでした。
ピアノの先生の指導
もともと、先生から発表会曲の練習は
・大きくゆっくり弾く
・歌いながら弾く
を徹底的に意識して練習するように言われていました。
上記のことを守って練習していなかった長女は、先生に
先生が言ったように練習してたかな?
と聞かれ、
えっと…ちょっとだけした…
と、しどろもどろに答えたようです。
プロの先生は、雑に練習してきたことに気づいているので、
「やった」「やってない」どっちかだよ。逃げたりしないで、本当のことを言わないとダメだよ。
とお叱りを受けた様でした。
ピアノの先生からは私あてにご丁寧に
ついレッスンに熱が入ってしまい、泣かせてしまいました…
とのメッセージがあり、『本人は悔しいと言っています』とお返事しました。
今のピアノの先生はいつもは本当に丁寧で優しい方なので、長女は叱られてビックリした部分もあったようです。
”ピアノを弾けるようになる”ことだけではなく、ピアノを通してする様々な経験によっても学びがあり、成長のタイミングになったと感じています。
その後は?
お叱りを受けたこともあり、長女も練習に本腰を入れ始め、春休み~発表会前までは一日2-3回の練習をしていました。
直前には、私も連弾パートを見よう見まねで弾き、出だし部分を覚えさせ、覚えきれていない部分に関しては最終手段で音階を楽譜に書きこみました。。本当にギリギリで本番を迎えました!
ピアノ課題曲・発表会衣装の購入
課題曲は?
発表会曲、個人ではこちらの『エチュード/ディアベリ』を演奏します。
youtubeより↓
先生との連弾曲は『私のお気に入り』アレンジ版を弾きます。
『私のお気に入り』はサウンドオブミュージックや「そうだ京都いこう。JR東海」の曲として有名です。
↓連弾の楽譜をupしている方がいらっしゃいましたので、お借りしました。
子供パートは簡単なので、連弾を弾く方の手腕でとっても素敵な曲になります^^
衣装購入先は?
発表会の衣装に関してですが、本番の2週間前頃に全てAmazonで購入しました。
種類が豊富で、品質も気になる悪い部分は特になく、ドレス・靴・髪飾り揃えて8千円以下でした。とってもリーズナブルにかわいくできました。
ドレスは?
まずはドレス。長女希望のロングドレスは華やか過ぎてtoo muchかな…とも思ったのですが、先生に確認したところ、ぜひ着てください!とのことだったので、コチラを購入しました。
想像以上に素敵なドレスで、縫製も雑ということはなく大満足でした。
このドレスの唯一の注意点としては、ジャストサイズを購入すると、スカート丈が短く、足首丸見えになるようです。(口コミより)
もし足首の隠れるロング丈で着たいのであれば、実際のサイズよりも2サイズアップする必要があります。長女は実寸122cmで、140cmを購入して、短すぎず長すぎずのちょうど良い丈でした。
また、サイズアップの際に脇が大きくなるので、安全ピンで脇を少しつまんであげると良いです。
ズボラな私は当日止めてあげるのをうっかり忘れて、脇からチラチラ下着のシャツがのぞきながら弾かせてしまいました(ゴメン)。
靴は?
靴はこんな感じ。当日は舞台上で使用し、その後帰宅まで歩きましたが、履き心地も悪くなかったようです。
デパートなどで売っているものよりもかなり安いですが、ちゃちな感じはありませんし、滑り止めも安心でした。
髪飾りは?
長女の髪は肩下10cm位なので、自宅でハーフアップにしてこの髪飾りを付けました。
一つ一つがワイヤーで作られているので、自由に形を変えられます。子供の頭にフィットするように装飾しました。
大人の和服や結婚式参列にも使えそうですし、付けただけで何となくサマになる、コスパの良い商品でした。
肝心の当日のできは?
午前中にリハーサル
午前中にリハーサルがあるので、当日は起きてから出発まで2度練習しました。
私としてはかなー---り不安が残りましたが、本人は
完璧だわー♪
とおっしゃっていたのでw、プレッシャーを与えるのもかわいそうなので、ここまできたら楽しんで!という気持ちでリハに送り出しました。
今回の会場は電車で15分程度の場所でした。長女にとって初めてのピアノ発表会ですが、ピアノ教室にとっても、コロナの関係もあり、初めての会場&久しぶりの開催だったようです。
前半は年齢順で個人の発表、後半は連弾曲を弾きます。
個人発表で長女は13人中9番目。
受験で抜けてしまう子供が多いようで、小学1-3年生と高校生という、かなり年齢に開きのある発表会でした。
他の子たち、曲が長い!
他の子供たちの個人演奏をきいて感じたのですが、難易度は別として、曲の長さがしっかり長い!
長女は完成度が甘めなので、先生から「繰り返しは省略!」と言われていて、かなりあっさり終了します。
長女もそれは気が付いたようで、
み、みんな長いね!
と驚いていました^^;
さてさて、長女の本番。
緊張した面持ちで舞台にあがったものの、しっかりと前を向いて挨拶、演奏も落ち着いて最後まで弾くことができました。
1度つっかえた部分はあったものの、大きな間違えはなく、頑張りました。
問題の連弾
休憩を挟んで、連弾は4番手。
個人曲の完成に時間がかかっていたため、連弾曲は練習期間が短く、より不安が残ります。。
本番、曲の中盤まではノーミスでしたが、転調する部分で、間違った場所に手を置いてしまい(自宅で練習中に何回も直していたところ^^;)、1オクターブズレてしまい、先生にさりげなく直してもらっていました。
そんなこんなで完璧とは言えないものの、先生の協力でなんとか最後まで漕ぎつけ、ホッと一安心。
本人的にはどうだったのかな?と思っていると
ばっちりだったわー♪
と満足げに戻ってきましたw
本人の中でのミスはなかったことになっていて、成功体験になったようで良かったです!
(親の)今後の課題!
初めての発表会も無事終了したところで、今後のピアノとの向き合い方について考えてみました。
これからも長女が辞めたがらない限り(最低でも2年)は、ピアノを続けていくつもりですが、少しづつ練習を本人に任せていこうかなと思います。
現在は、練習音が聞こえてくると、私もついつい口を出してしまいます。
そうすると長女もイライラしてきて、悪循環になることが多いのです。結局、私が関与しすぎているんだろうな~と感じます。
もう二年生。本人を信じて任せる。自分で音符がスムーズに読めるようになって、ピアノを自由に弾けて楽しい。そんな気持ちが自然と育ってくれればなと思います^^