中学受験にはその子の、その家族の歴史が必ずあると思います。
こんなパターンもあるのねぇと、思って読んでいただければ嬉しいです。
転塾2回
私が中学受験をしたのは、今から25年ほど前。。
3つ上の兄が、中学受験をした&地元の中学が荒れていた。という理由から、
親は私にも中学受験をさせたようです。
当時でも都内では4年生から通塾が当たり前でした。
4年生になって、小規模の地元の塾へ通い出したものの、
なかなか成績が伸びなかったことから、
兄が通っていた大手進学塾へ転塾。
当時はストロングスタイルで有名な塾でした。
(ハチマキをして絶対合格!エイエイオー!的な塾ですw)
地元駅から電車を乗り継ぎ30分ほどの場所なのですが、
小4.5年生の私にとっては満員電車もきつく、ひどい痴漢にもあいました。
小児喘息の持病もあったので、体力的についていけなく、
再度地元塾に戻り、入試となりました。
入学してみて
母親のおもわく。
受験したのは偏差値40程度の女子校。
無事第一志望に合格でき、ホッとしました。
しかし、ふたを開けてみれば、入学式で新入生代表挨拶までやることになっていて、
受験生でトップの成績とのこと。
どうやら、母は、兄が第一志望に不合格だった経験から、
絶対に落ちさせないような学校選びをしていたようです。
母の思惑通り、私は進学した女子校でのんびりと学園生活を送り、
勉強もそれなりにし、高校2.3年では奨学金までいただいたうえ、
無事に大学合格し、高校卒業となりました。
「鶏口牛後」自信をつけられた中高時代
とぼけた子供でした。
地元で神童と言われていた兄に比べると、私はほんとーーにボーっとした子供でして、
体が弱かったこともあり、勉強が身に付くまで時間のかかるタイプでした。
私のようなタイプには、偏差値の易しめな中高一貫校に通い、部活などもしながら、
体力・学力が付くのを待ちつつ、その後の進路を定めるということが、とても向いていました。
私の中で勉強は嫌なものでもなく、どちらかというと楽しいものに入ります。
中学受験はいろいろなことがありましたが、大変だったと思ったことは一つもなく、
ゲーム感覚で勉強していたら受かった、といった感じでした。
その思いは大学受験でも同じです。
受験云々に関わらず、子供にも、勉強が楽しい!おもしろい!という感覚を、
いつまでも持っていてもらえたらなあと思います。
そして、生涯通じて「学ぶ」ことはまだ終わっていませんので、
いつまでも吸収する姿勢を、娘たちにも見せていきたいです^^