5月16日付の日経新聞に下記の記事が出ていました。
これによると、与党により、2021年度からの9月入学の検討が本格化したとのこと。
この場合、今年度は4月~来年8月までの17か月となる。
この記事を読み、決定ではないものの、与党が検討に入ったということで、大まかな道筋は「9月入学」に進んでいると感じました。
長女は初の「9月入学小学生」になるのか
私個人の意見としては、コロナウイルスの影響で教育格差が懸念されていますし、
現場の先生方・子供たちのことを考えると、失われた時間を取り戻すためにも、
来年度9月はじまりは良いのでは、と思っています。
今後、第2波・第3波が起きた場合にも、5か月間の猶予があれば、学習の遅れも調整がしやすくなると思います。
また、留学などの利点も多く、国際基準に合わせておく良いタイミングであると考えます。
入学・入園・卒園どうなる?
来年小学一年生♪
来年年少さん♪
一方で、我が家は2014年11月生まれの長女、2018年2月生まれの次女がおります。
二人とも、来年9月小学校入学・幼稚園入園の可能性があります。
長女が9月入学の場合、同級生は現年長さん+2015年4-8月生まれの子供達で、
日経新聞の記事では、通常の1.4倍の人数になるとのこと。
幼稚園・保育園の卒園のタイミングもどのようになるのかわかりませんが、
通常通り3月に卒園した場合、9月までの5か月間どうしたらよいのか?
そして、次女は来年春に幼稚園入園予定でしたが、こちらも9月に変更になるのか?
二人とも9月以降の生まれなので、9月入学となった場合でも、”想定より早く入学・入園”ということは起こりませんが、
4-8月生まれのお子さんをお持ちの親御さん(特に2015年4-8月生まれの方)は、
今回の議論がどうなるのか、より一層不安なお気持ちであると思います。
入試などの試験
また、入試が冬でなくなるといった点も、インフルエンザやウイルス感染の面からも、9月入学の良い点と言われています。
が、冷静に考えると、長女の学年が1.4倍の人数になった場合、
入試や就職など、今後さまざまなタイミングで同学年との競争が激しくなりがちではないかな…と危惧しています。
(次女も入園のタイミングになるので、通常より人数は増えるはず。)
私としては、どんな年代に生まれるか、それも君の運命!頑張って生きていってね!と思う気持ちも強いのですが。
今回の9月入学検討に加えて、飛び級制度や、入学のタイミングを選べる制度なども柔軟に考えられていると良いなと思います。