長女のお悩み相談
こんなことがあって…
小学校一年生の長女は、就寝前に学校や習い事の不安・悩みを話してくることが多いです。
先日の話題は、『お友達との放課後遊び』について。
その日、友達のAちゃんが「放課後遊ぼう?」と聞いてくれたので、
いいよ♪
と答えた長女。
そこへBちゃんが来て、「人数多くなるから、○○ちゃん(長女)はダメ。」と言われたとのこと。
AちゃんとBちゃんが元々遊ぶ約束をしていて、Aちゃんが長女も誘ってくれて嬉しかったけれど、Bちゃんからは「ダメ」と言われてしまった。とても悲しかったと。
また別の日
そして、また別日のこと。
先日「ダメ」と言ったBちゃんが、お友達二人と遊ぶ約束しているのを耳にして、
私も遊びたいな♪
と言ったところ、
Bちゃんに「お母さんに、コロナだから1人か2人しか誘っちゃダメって言われてるから、○○ちゃんは遊べないよ。」
ときっぱり断られたとのこと。
Bちゃんが約束している二人のお友達とも遊べないことになるので、長女は”私だって遊びたいのになぁ…”という気持ちだったと。
ちなみにAちゃん・Bちゃん・その他のお友達も、みんな仲良しだと聞いていたお友達です。
誰も悪くない、生真面目でかわいい一年生
誰も悪くないのに、なんだか寂しい
Aちゃんは長女を誘ってくれただけ、
Bちゃんはお母さんの言いつけをしっかり守っているだけ、
Bちゃんのお母さんはコロナ禍で遊ばせるなら少人数で、という考えで、私も大賛成です。
誰も悪くないのに、結果的に長女は仲間外れ(という言葉もまだピンとこないだろうけれど)感覚になってしまったようです。
助言をしたくなる、親心。
こんな時、どうしても親としてのアドバイスがしたくなります。
例えば、「Bちゃんも悪気はなくてさ、お母さんの言いつけをしっかり守ってるんだよ。」とか、
「大勢で遊んでると、感染の可能性が高くなるし、もう少し我慢だね…」などなど。
グッとがまん!
ただ、以前読んだこれらの本を思い出して、ちょっと対応を変えてみることにしました。
大人も同じことが言えますが、子供は自分の不安や悩みを打ち明けた時、”解決策を知りたい”というより、”話を聞いてもらって、ひたすら受け止めてほしい”もの。
”とことん聞く”に徹して、子供の気持ちを引き出していったら、自分なりの解決策を、自分自身で見つけられるかな?と思って見守ってみました。
どうなった?
その時どう思った?
落ち込んだ様子の長女に対し、評価や批判をせずに、長女の気持ちを引き出すように注意しながら、話を聞いてみました。
もういいやーって思った
今回の件に関しては、悲しかったけれど、「じゃあ翌日は遊べる?」など聞くこともできたし、
最終的には「ま、いいや、家に帰って妹と遊べばいいし!」と思ったとのこと^^
うん、そうだね。家に帰って家族でも遊べるもんね◎
とサラッと答えて終了にしました。
数日後、休日にBちゃんと約束して、児童館で二人でゆっくり遊んでいました。ちょっとしたすれ違いを乗り越えて、仲を深められたようです。
自分なりの落としどころを見つけられたようで、少し成長できたかもしれません。
結局原因はコロナ
結局コロナがなかったらこんなことも起こらずに、お友達みんなと大声で走り回って、おやつを食べりできたはず。
良くも悪くも、コロナがなかったら生まれなかったかもしれない感情を経験した長女。
自分の気持ちをお友達に上手に伝えること、相手の気持ちを考えること、色んなところに学びもありますね。
とりあえず、コロナが早いところ終息してほしいところです!